レッスンを受ける時に気をつけたいこと2
こんにちは.
ハイシーズン真っ只中ですが,なかなか厳しい社会情勢です.
皆様は滑れていますでしょうか.
またはご自分の判断で滑らないシーズンとなっていますでしょうか.
各々が判断して良いシーズンにしたいものですね.
さて,レッスンを受ける時に気をつけたいことシリーズ第二段ですが,内容は単なる他人の動画の紹介です.
個人的には2つの動画の内容は当たり前すぎて,そんなことを意識していない人はいないと思っていましたが,そうでもなさそうなので是非参考にしてみてください.
為末さんの昔の動画には体の使い方シリーズもあって,スキーにも参考になります.
個人的にはBGMいらないな〜(笑)
ではでは
いつもの感覚を思い出さない
こんにちは.
世の中色々ありましたが,冬はまた来るもので,そろそろシーズンインですね.
ということで,この時期につきもののシーズンインの仕方について書いてみます.
今回お伝えしたい内容は,題名の通り
「いつもの感覚を思い出さない」
ということなんですが,これはちょっとでも上達したいという方向けのアドバイスです.
主に山に登っていてたまにしかスキーしないよ,とか,とりあえず滑り降りて来れれば大丈夫という方は意識しなくてもよいポイントかなと思います.
上達したいと思ってスキーをしている人は,レベルは多様だとしても,皆さん自分の滑りに悪い癖を持っていると思います.
ではそんな人が,シーズンインの狭いゲレンデで飛ばしまくって,なんとなくいい感じを掴んだとしましょう.
そんな時,さまざまな弊害が考えられるのですが,一番の問題は悪い癖まで復活してしまうことです.
実は,悪い癖というと滑りのごく一部と捉えられがちですが,滑り方というのは全体で調和が取れているので,その悪い癖だけを治すということはほとんど不可能に近いです.
(本番直前に見た目をある程度"整える"ことは可能ですが,根本的にはほとんど治りません.)
では,どうしたらその悪い癖とお別れできるかというと,それは,1年に1回のシーズンインに以前の感覚を呼び起こさずにゼロから全く新しい組み立てに取り組むということ(だけ)です.
確かにシーズン中も滑りの根本を変えることに挑戦できなくもありませんが,レベルが下がっていくほど滑走中に色々なバランスをいじるのは難しいですし,だからこそ悪い癖がいつまでも抜けないという現象が起きます.
これは,シーズン中はちょっと上手くなった気がするけど,シーズンインはいつも同じレベルに戻ってしまうと感じる方にもぜひ試していただきたいと思います.
ある一定の高さまでしか積み上がらない不安定な土台より,もっと伸び代のある土台の上で練習していけば,毎年違うステージに到達できるかもしれません.
今シーズン,いつもの感覚で滑ってしまったら,次に挑戦できるのは1年後になってしまいます.
この数少ない上達できるチャンスを逃さないようにしましょう.
さて,少しお説教臭くなってしまったかもしれませんが,行き詰まりがちな方は頑固である場合が多く見受けられるので(笑),気軽に試していただければ幸いです.
次回は,今回等上した「新しい滑り方」や「新しい組み立て」ってどうやって思いつくの,といったことについて書こうかなと予定しております.
ではでは
Vector glide MAXI GRAN TURISMO について
こんにちは.
今日は過去に乗っていた板を紹介したいと思います.
Vector glide MAXI GRAN TURISMO 170cm R15m 122-75-104(mm)
https://www.vectorglide-japan.com/mogul-1
満を辞して作られたベクターグライドによる普通(?)のゲレンデスキー.
19/20シーズンまでは男女各ワンサイズずつの展開でしたが,20/21シーズンからはもう少しサイズバリエーションが増えるようです.
ただ,色々な所の情報を見ても,イマイチ誰に向けた板なのかわかりにくいと感じたので,実際に乗ってみた印象をお伝えしたいと思います.
レビュワーはほぼ日本人の標準体系の男性,技術レベルはクラウン所持です.
・いきなり総評
最初にほとんど結論を言ってしまうと,基礎スキーのラインナップでいうと,サードモデル(2級程度)以下の位置付けになるかと思います.
これは,良くないとか悪いという意味ではなく,そのあたりのレベルの方が快適に使えるようにセッティングされているということだと思います.
Vector glideというメーカー自体がバックカントリー に重きを置いているため,あまりゲレンデを滑らないユーザーや,ほとんどバックカントリーしかしないユーザーに向けて作ったためにこういった設定になったのかなと推察できます.
・具体的な操作性
基本的にはとても素直で,様々なスキー操作を覚えるには適しています.
実重量はとても軽量ですが,履いてみると特にスウィングウェイトの軽さが顕著です.
これは滑走中も同様で,センターを中心にピボット的な動きがしやすく,それなりにトップやテールが広いにもかかわらず引っ掛かりを感じません.
cordvaやaventuraの強烈なエッジグリップをイメージしていると拍子抜けしてしまいまうことでしょう.
ただし,自分が購入してそのまま使った時は,ベースエッジにストラクチャーが残っていて死ぬほど引っ掛かったので,特にこだわりがない人もプレチューンに出すのがおすすめです.
・感じた難点
これはほとんど上の項目の反対ですが,トップとテールの捉えが希薄です.
物理的には捉えているのかも知れませんが,その感覚が足には伝わってきません.
特に,硬い斜面でスピードを出す時は,自分で足首を絞められない人は吹っ飛んでしまうでしょう…笑
また,トップとテールがサスペンションの役割をしていないので,凸凹も足がもろに衝撃を拾います.
とはいえ,これらはおそらく想定速度域を超えた使用なので,あまりハイスピードで滑らないという方には全く関係ありません.
・誰に向いているのか
基礎スキーでは2級以下の方,Vector glideのスキーでBCされる方でしたら,SUPER LIGHT系を選ぶ方におすすめです.
それ以上の方は普通のMAXIを選ばれた方が良いと思いますが,もしMAXI GTを選ばれるとしたら,せめて1サイズ長い板にするのが良いと思います.
あまり変わらないかもしれませんが…笑
・個人的感想
現状のレベルを問わず,技術的に向上心の強い人には少し簡単すぎるモデルかなという印象を受けました.
例えば,1級受検以上の方の場合,カービングを覚えたりその精度を上げていく必要があります.
そういった時に,もう少し板の反応があった方が,自分の操作が板にどう影響しているのか感じ取りやすいと思いました.
また,検定などで難しい条件に遭遇した時も,もう少し板が助けてくれる方が気後れせずに攻め切れると思いました.
以上です.
割と公平にレビューしたつもりですが,イマイチ褒めてないとしたら,それは自分が対象ど真ん中の板ではなかったからでしょう笑
ところで,この時期になると上がってくる各メーカーライダーのレビューですが,褒めるだけで全く何の参考にもなりませんね〜.
なので,今回も含めて自分がお金を払った板については,容赦なく(笑)実際役に立つレビューをしていければなと思っています.
ではでは.
2020/2021 NEWスキーレビュー 後半
こんにちは.
前半の続きです!
詳しいレビュワーのプロフィールは,前半をご覧下さい.
評価は以下の通りになっています.
★☆☆☆☆ 無難/悪くはない 且つテンション↓↓
★★☆☆☆ 無難/悪くはない
★★★☆☆ 良い
★★★★☆ 素晴らしい
★★★★★ 素晴らしい 且つテンション↑↑
8. LINE BLADE 95 181cm ★★★★★
一点突破という言葉がまさに当てはまる一本.
ガレージブランド(K2傘下だけど笑)ができることはこういうことなんだと思い知らされます.
手が雪面に擦れるので,本当にストックが要りません.
そこまでカービングに特化した一本です.
これでパークで当て込みながら飛んだりしたら最高じゃないでしょうか.
基礎やアルペンにこだわりがない方のゲレンデ用にオススメです.
9. SCOTT SCRAPPER 95 178cm ★★☆☆☆
こちらの板の想定される使用状況は,やはり春山などでのツーリング.
そう考えれば十分な基本性能を満たしていると思います.
ゲレンデでも細くて扱いやすくて引っかからないスキーがお好みの方にはマッチするかと思います.
ただその反面,ハイスピードのカービングなどでは板がバタつき始めてしまいます.
自分としてはやはり滑走性能をメインに考えていますので,この評価となりました.
10. VECTOR GLIDE NADURRA 185cm ★★☆☆☆
彼のメインフィールドでもある北海道でのBCを想定して作られたそうです.
ハイシーズンにオールマイティーに使える115mmセンター,軽量化のため?エッジ側が肉抜きされたトップシート,うっすら残された足下のキャンバー.
滑るとほとんどサイドカーブは感じず,有効エッジ長も足下だけという感じで,パウダーで引っかからない抜群の取り回しの良さが想像できます.
しかし,ハッキリ言って,ゲレンデは修行です!!(笑)
BC用といえど,ゲレンデアクセス,帰りの長い林道,本州で下の方が藪または悪雪が多い人はよく考えた後覚悟してサインしましょう.
11. VOLKL RISE BEYOND 98 177cm ★★☆☆☆
前述のSCOTTより軽量(?)かつパタパタなモデル.
トップとテールにはほとんど何の期待もできません.
おそらくコンセプト通りの出来なんでしょうが,春といえどカチカチのところもあるわけで,この板ではなかなか心許なそうです.
そう考えると,これはこれでスウィートスポットが狭い板なのではなどと思ったりもします.
12. VOLKL BLAZE 106 179cm ★★★★☆
この板は素晴らしい出来でした.
軽さ,滑走中のしっかり感,回転性能,どれをとっても申し分ありません.
ゲレンデでも楽しく,BCにも使えるオールマイティな板です.
位置付けは100EIGHTの後継機種かと思いますが,ベンドをフルロッカーから足下だけはキャンバー(うっすら)に変更してきました.
構造は,マルチレイヤードウッドコア+足下のメタルとなっています.
このメタルが効いているのか,足下でも板の厚みが抑えられており,軽量化にもかなり貢献していそうです.
一般的に,太い板特有の問題として,低速で傾けないために曲がりにくいという点があります.
しかし,その点をVOLKLは3Dラディウスというテクノロジーで,トップ,センター,テールに異なるラディウスを採用することによって解消しています.
このテクノロジーの有無による差は,現行のM5 MANTRA(非採用) と,MANTRA 102(採用)を乗り比べると顕著に分かります.
最後に,少し気になった点としては,高速レンジであまり板を横に入れすぎたりすると板がパタつきだすという点です.
流石にその程度は乗り方で工夫できると思いますが,足下の厚みがないということは安定性が多少なりとも犠牲になっていますし,経年によるヘタリ加減がどの程度かも併せて留意しておきたいところです.
13. VOLKL BLAZE 94 179cm ★★★★☆
ちょっと細い方のモデル.
基本的には106と何も変わりません.
細くなって感じたのは,気持ちフレックスが硬くなったかなということです.
それが,設計上のものなのか,板が細くなったためフレックスを感じやすくなったためなのかは分かりません.
ゲレンデメインの方のセミファット入門などにも最適ではないでしょうか.
この近辺のセンター幅はVOLKLでも多数モデルがありますが(名機V-WERKS MANTRAとか),個人的には3Dラディウス採用の本機種が一番オススメです.
ということで,以上試乗レポートでした.
総評もするかも…???
ではでは.
2020/2021 NEWスキーレビュー 前半
こんにちは.
記録的な小雪のシーズンはコロナ騒ぎで終焉を迎えようとしていいます.
いやはやとんでもないシーズンになってしまいました.
これからの時期は絶好の試乗会シーズンでしたが,それらのほとんどが中止になってしまいました.
そこで少しでも来期の板選びの参考になればと思い,試乗した板のレビューをお送りしたいと思います.
写真はあくまで記録用にとったものなので,大変テキトーですがご容赦下さい.
なお,レビュワーは日本人男性の平均身長&体重,BCも結構するクラウン以上全日本未満の基礎スキーヤーで,整地のみの試乗です.
試乗の観点はターン(≒カービング)性能を大事にしています.
評価は,基本的には3段階ですが,
★☆☆☆☆ 無難/悪くはない 且つテンション↓↓
★★☆☆☆ 無難/悪くはない
★★★☆☆ 良い
★★★★☆ 素晴らしい
★★★★★ 素晴らしい 且つテンション↑↑
気分も含めて以上のようになっています(笑)
1. ATOMIC BENTCHETLER 120 184cm ★★★★☆
おそらく昨季からの継続モデル.
リフトを降りてすぐに非常に素直で癖の無さを感じました.
専門的には分かりませんが,バター?などフリースタイル系の動きは非常にし易そうでした.
(少なくともスイッチはし易かったです.)
仲が良いからなのか,エリックポラードの作る板に乗り味が似ていると思いました.
カービングターン性能も全く問題ないと言いたいところですが,やはり120mmというセンター幅では限界があるのかもしれません.
個人的には,降った後のゲレンデ用,または軽量であることを活かしてツアービンディングをつけてハイシーズンオールマイティ板にするのがオススメです.
2. BLIZZARD RUSTLER 10 180cm ★★☆☆☆
こちらもおそらく継続モデル.
rustlerシリーズは11を長く乗っているので,ほとんど同じ乗り味かと思いきや,かなり違った印象を受けました.
端的に言えば,かなりフルロッカーに近い乗り味です.
個人的には,11の方が板のフレックスとサイドカーブがマッチしているように感じました.
とはいえ,後述のbonafideとどちらでBCに行きたいかといえば,こちらを選びますし,あまり整地にフォーカスした板ではないのかもしれません.
3. BLIZZARD BONAFIDE 177cm ★★★☆☆
こちらは来期アップデートされるボナファイド.
従来からのブリザードのテクノロジーであるフリップコアが改良され,新たなサイドカーブ,キャンバーパターンになったようです.
履いた感じは,「これが普通のスキーだよ!分かってるね!」という感じ(笑)
ロッカーが強いスキーとは明らかに異なり,吸い付くようにターン前半を捉え,その後もしっとり走っていきます.
以前NORDICAのメタル入りの板(おそらくエンフォーサー?)にも感じたような,GSスキーの様なフィーリングでした.
基本的なスキーの性能としては申し分ありませんが,BCでややこしいコンディションをご一緒するのは遠慮したいかなと思いました(笑)
4. ELAN LIPSTICK 106 180cm ★★★☆☆
ELANはあまり馴染みがなかったのですが,海外で評判のモデルということで試乗してみました.
構造はELANお得意のアンフォビオ(≒左右のスキーが決まっており,一本のスキーの中でインエッジ側とアウトエッジ側で異なる構造)を採用.
メタルは入っておらず,カーボン(だったかな?)で強化され,トーションの方向をコントロールすることで板に強度を持たせているとのことでした.
滑るとトップが素直にターン方向を導いていってくれて,とても驚かされます.
106mmというセンター幅を感じさせません.
重量も1800g程度だったかと思いますが,これからBCを始める方にもオススメできるスキーでした.
5. FISCHER RANGER 102 FR 177cm ★☆☆☆☆
こちらも普段馴染みのないFISCHER.
フレックスやサイドカーブなどの内,どの要素で板を曲げたいのか掴みきれませんでした.
かといってすごいニュースクール寄りのセッティングでもありませんでしたし….
メタルがインサートされているシリーズの試乗はやめてしまいました(^^;
6. HEAD KORE 105 180cm ★★☆☆☆
以前少しご縁があったKORE.
基本的には「板は安定させておくから,後はやってね」というタイプの板です.
個人的には,回転性能を追わないならドセンロッカー方向へ,または,もう少しサイドカーブとフレックスを見直してカービングを求める方向のどちらかに寄って欲しいところです.
確かにFWTなどを想定すると,こういうコンセプトになるのも分かりますが,ゲレンデなどでは些か鈍重さを拭いきれないのもまた確かです.
7. K2 MINDBENDER 99 Ti ★★☆☆☆
リニューアルしてから密かに期待していたK2.
特にメタルインサートのシリーズはメタルのカットの仕方がとても良さそうで,試乗の機会を楽しみにしていました.
しかし結論としては,しっかりはしているけど,あまりターン性能の面で工夫は感じられませんでした.
傘下にLINEを抱えているので,もう少し差別化を図って,トラディショナルな方向でのスキー作りに期待したいところです.
長くなってしまいましたので,前半はここまでとします.
後半も続きます!
ではでは.
レッスンを受ける時に気をつけたいこと
こんにちは.
今回は,久しぶりなのに,わりとどうでもいい内容です(笑)
これまで,レッスンを受けることがあっても,レッスンしたことはほとんどありませんでした.
ところが,BCを始めた事で色々なレベルのスキーヤーと滑るようになり,レッスンとまではいかなくても,人に対してアドバイスすることも増えました.
そこで気づいたことは…
何か言われた時に反応するのは大事!!
ということです.
普通すぎますね(笑)
ただでさえスキー中は,帽子やゴーグルやフェイスマスクで表情が読めません.
その状態で,動きなし,声なしだと,アドバイスしてる方は「これは無視かな…?」って感じです.
特にBCメインの方は,レッスン慣れされてない方も多く,こちらが何気なく使ってしまう基礎スキー用語(?)にポカンとされているのはよくわかります.
ですので,是非分からない時は,素直に分からないという反応をしていただくのが良いかなと思います.
因みに,自分がレッスン受ける側の時はどうしているかというと,うなずくのと首を傾げるのだけはやっています.
他の生徒があまりにも無反応だと,これだけでも先生が結構こちらを見て話すようになったりします.
逆に,あまり見られたくない人は無反応作戦が良いかもしれません(笑)
ぼちぼちシーズンインですね.
また何か気づいたら書いていこうと思います.
ではでは.
基礎スキーヤーのためのバックカントリー入門〜板選び〜
あんまり基礎基礎した内容だとうんざりしませんか?
僕はしません.
ということでバックカントリーについてのお話です.
「スキーの隣接ジャンルはスノーボードより遠い」というは僕の言葉ですが,ざっくり申し上げますと,
とりあえずやってみませんか?
ということです.
そしてこの記事はそんな巨大なハードルを飛び越えたあなたにお届けする,1台目の板の選び方です.
別にBC(=バックカントリー)の魅力とか今更くどくど書きませんので,各自勝手にハードルは越えて来て下さい!
では本題に入っていきますが,
センター幅100mm以下 春用
センター幅107mm前後 オールラウンド
センター幅115mm以上 厳冬期ドパウ用
これが結論です.
女性は数mm差し引いても良いかもしれません.
因みに長さは
女性 175cm前後
男性 180〜185cm前後
といった感じです.
概ねどこにでも書いてある内容かと思いますが,以下に補足です.
・BCに行ける季節が決まっているのなら,その季節に合ったスキーを選んだ方が良い.
・107mm前後は確かにオールマイティー.しかし春冬2本の方がより快適.楽しいと板も増えがちなので,ハマりそうなら2本体制も視野に.
・不整地,ボコボコ,パウダーに苦手意識がある人ほど太めの選択を.
・95mmより細いとサイドカントリーがせいぜいで,バックカントリーには正直不向き.基礎スキーヤーは細い板を選びがちだが,春でも90mmくらいはあった方が良い.
・板は積極的に試乗するべき.ゲレンデ用と違い,各メーカーでかなり違いを感じることができる.
・北海道エリアは雪が良いので,正直長さも太さもなんでも良い気もする(おい.本州はハイシーズン以外では標高によって顕著に雪質が異なるので,特定のコンディションに特化した板よりも,どんなコンディションでも滑れる板が良い.
ここは思いついたら書き足すかもしれません.
とにかく大事なのは,自分にとって簡単で扱いやすい板を選ぶことです.
板のスペックで見栄を張っても扱いきれないと苦しむのは自分ですし,せっかくの山行が楽しくなくなってしまします.
まして基礎スキーヤーなら,スキーの練習はゲレンデで○○るほどしているはずなので,山では楽しくいきませんか?(提案
ということで,なるべく偏らないように,且つ普遍性のある情報をまとめてみました.
この後,ビンディング,ブーツといきますので,ご興味ある方はそちらも読んでみて下さい.
ではでは.