プライズテストについて思うことその3

はい,3です(雑.

今回は

 

マテリアル

 

についてです.

本当はギリギリカスタムの時期ですし,ここから入ろうかなとも思ったんですが,いきなりマテリアルからでは色々伝わらないかなと思ってその3になりました.

では結論です(早.

 

オーバースペック,ダメ絶対

 

これに尽きます.

検定会場で,最低でも半分の方はこれやっちゃってるんじゃないでしょうか.

ではもう少し詳しくいきましょう.

 

 

1.ブーツ

意外と体重があるとはけてしまうのかも知れませんが,基本的に軟らかめで運動できた方が良いです.

というか,上手くなりやすいです.

その理由としては,動けてしまうので,新しい動きや課題の動きがしやすいからです.

 

逆に硬すぎるブーツは,ブーツ頼りや筋力頼りを誘発しやすいです.

また,正しく使えるゾーン付近でも力がいるので,今した動きが正解かどうか分かりにくく,変な癖がつく恐れもあります.

 

とはいえプライズ受検レベルなので,男性ではフレックス110,パワーや体重がある人は130がオススメです.

150以上はオーバースペックです.

 

女性は正直よく分からないのですが,見ているとブーツが高すぎるかも知れないと思う方がいます.

ご自分でも動きにくさを感じているようであれば,ローカフモデルを試してみるのも良いかも知れません.

 

※フレックスは共通規格ではありません.実は硬さはメーカーによって多少異なるので注意して下さい.

 

2.板

ショート板はデモトップ〜セカンドモデル,パワーや体重があればレーシングセカンドモデル程度が良いのではないでしょうか.

レーシングトップモデルはやめましょう.

ただ,この辺を外している方はそんなにいません.

 

問題はロング板ですが(実際はミドル?),

 

そんなものは要りません.

 

これが結論です.

理由としては,ロング板で滑るほど広くコースをセパレートしてくれません.

また,板二本ということは,それぞれ練習する必要があります.

本当にそんな余裕があるのでしょうか.

練習もさることながら,シーズン中2台持ち歩かないといけません.

地方予選に出ていれば慣れているかもしれませんが,最初はゲレンデまで2台板を運ぶのも一苦労のはずです.

(地方予選に出ていればプライズにロングが要らないことは分かるはず…)

技術選では選手がウサギをショート板で総滑しています(=板の性能的に問題ない).

 

理由を探せばまだまだ出てきそうですが,とにかく要りません.

本当に要りません.

 

 

 

ということで結論は,

 

オーバースペック,ダメ絶対

 

ということで,一字一句変わりなしです.

因みにロング板もオーバースペックみたいなものです.

プライズレベルでは少し斜度が増したり,斜面が硬くなっただけでいきなり扱えなくなったりします.

そういった道具で日頃限界を押し上げるのはとても良いと思いますが,本番で使えるか,必要かの判断もまた重要です.

 

検定本番では様々な状況で滑らざるを得ません.

そんな時に自分が扱えるかギリギリの道具では,自身を持ってハイパフォーマンスを出すのは難しくなってしまいます.

十分に使いこなせる道具で,余裕を持って状況に対処してこそ,良い滑りが出来るのではないでしょうか.

相変わらず普通のことしか言いませんが,参考になれば幸いです.

 

ではでは.